成り立ち
かむながらのみちは、平成11年5月5日、横浜市磯子区岡村の地において立教された在家の宗教教団です。 「神ながらの道」とは一般に「神道」のことをいいますが、私たちの教団名は平仮名で「かむながらのみち」といいます。 それは、神道以前からある、古来より日本人が大切にしてきた生き方——すべてのものに生命の存在を感じ、神仏を敬い、 祖先を尊び、天地自然と共に生きる、この伝統ある日本人の生き方を、21世紀の世界にふさわしい新しいあり方で実現していくために、神仏からの願いにより誕生した教団だからです。 |
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かむながらのみちは、神仏和合の精神を根幹にした在家宗教です。 神道、仏教、それぞれの御法脈を大切にしながら、基本は日々の祈りと生活にあります。 |
会章
かむながらのみち会章は、○と△と□から成り立っています。
「丸・三角・四角」は大自然・生命の基本法則であり、この形象には宇宙全体、森羅万象全てが込められています。 外枠の○と中央の点は、大宇宙とその中心です。二つの□から成る八つの角は、八方、八民(世界人類)、御八神です。 すなわち、宇宙の中心たる神があらゆるものを照らすということであり、 この会章を身につけたものは、神と一つになり、八方に神の御心を照り輝かせるという、 実に深い意味合いが込められています。 |
歩み
平成11年5月5日 |
横浜市磯子区岡村の地にて立教 遷座祭 |
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平成14年 |
和光太鼓発足 |
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平成15年4月17日 |
真言宗醍醐派金剛山成就院落慶法要 |
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平成16年7月25日 |
北海道道場(本部直轄)ご神前開き |
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平成19年5月1日 |
文化庁より宗教法人設立の認証をいただく |
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平成19年5月5日 |
宗教法人設立記念式典(横浜ローズホテルにて) |
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平成20年6月10日 |
北川和男会長 逝去 |
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平成21年10月12日 |
かむながらのみちテンス・アニバーサリーが、横浜港大さん橋ホールにて行われる。 |
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平成24年11月4日 |
納骨供養塔(南葉山霊園)建立 |
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平成25年3月10日 |
新第二道場・金剛山成就院本堂落慶法要 |
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平成26年10月12日 |
立教15周年記念式典が日比谷公会堂にて行われる。 |
お祀りしている主な神仏
天神地祇(てんしんちぎ) 宇宙創造の源の神、宗教宗派による違いを超えた、すべての命の根源神です。 天五色大天空大神(あめごしきだいてんくうおおかみ) 宇宙そのものは暗黒の世界です。しかし私たちの地球には大気があり、 大気を通すことによって、光は目に見える色となり、温かさとなり、命を育む源となります。 光そのものはこの宇宙に充満していますが、それを現実の世界へと顕現させるのは、大気の存在があるからです。 天五色大天空大神とは、いわばこの大気の神です。見えない世界のお力を、見える世界のお働きへと顕現させる神です。 天照大神(あまてらすおおかみ) 私たち日本の国の祖先神です。 |
両界種子曼荼羅(両部界会諸尊諸衆) 両界種子曼荼羅とは、宇宙の実相( 理)を表す「胎蔵界曼荼羅」と、その活動( 智) を表 す「金剛界曼荼羅」の両界の曼荼羅であり、真言密教の根本の法を表したものです。 宇宙の存在と働きは、すべて二つの対照的な性質と働きから成り立っています。両界種 子曼荼羅は、両者のバランスを整え、あらゆる物事を成就させる尊いお働きがあります。 五智如来(ごちにょらい) 五智如来とは、大日、阿閦(あしゅく)、宝生(ほうしょう)、阿弥陀(あみだ)、釈迦(しゃか)の五体の如来を総称です。 私たちが、物事の本質を見極め、悟りへと至る本当の智慧を授けて下さる仏です。 五行不動尊(ごぎょうふどうそん) 人の三毒を焼き尽くし清浄なる心で私たちが結果を作り出すために必要な実践力・行動力をもたらす仏です。 解脱金剛(げだつこんごう) 私たちを解脱へと導くお働きを持つ仏です。解脱とは、全てのとらわれから解き放たれ、自由自在の心で、世のため人のために生きることのできる境地です。 |
≪かむながらのみちとは |
教え≫ |